【追記】2012年7月1日
八千代市ホームページで、チーパスについてお知らせがありました。
⇒千葉県企業参画型子育て支援事業(子育て応援!チーパス事業)が開始します(市HP)

子育て支援の一環として、来月7月2日から千葉県全体で新しい試みがスタートするそうです。
県内に住んでいる中学校3年生までのお子さんがいるご家庭、もしくは妊婦さんにカードが配られて、そのカードを協賛するお店で見せると色々な子育て応援サービスが受けられるという優待カードの運用とのこと。
まーったく寝耳に水だった私ですが、7月1日前後に配布されるらしい!
さらに県内各市でそのカード配布などの運用が違うようなので、八千代市元気こども課の方に今回の制度について詳しくお話をお伺いしてきました。

240620-1.kurashi.jpg

今回の事業は、千葉県企業参画型子育て支援事業として取り組まれるもので、県全体で子育て世帯を応援するために平成24年7月2日(月)から運用を開始します。
子育て家庭に対する経済的支援という意味合いとともに、社会全体で子育て家庭を支援するカタチづくりにつながるようにという狙いがあり、すでに全国各県、市町村で独自にサービスを展開しているところが少なくありません。
すでに県内でも、浦安市では「うらやす子育て支援パスポート」が、松戸市では「子育てみらいカード」が運用されていたり、カードはなくとも独自サービスを進めている市があったりします。
一方八千代市では、特にそういった取り組みは行われていないため、今回初めて企業の協賛を得ながら実施する事業となります。

そもそも「チーパス」というネーミングの由来は?
チーパスは、千葉(ちば)で使われるパスカードなんですが、そのデザインにはあの千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」が!!しかもこのチーバくんの原作者である坂崎千春さんの描き下ろし。
チーバくんのパス、で「チーパス」とイメージすれば覚えやすいですね。
実はそろそろ配られるという現物を特別に拝見させていただいたんですが、もう超キュートすぎて!!!

240620-2.kurashi.jpg
↑ これが手元にいただけるだけで、十分!!かわいすぎー!!カードは表面がつるつるした、テレホンカード的なものです。

配布方法について
これが各家庭に配られるそうですが、県から「できるだけ郵送料を抑えるように!」というお達しがあり、八千代市では公立保育園(認可保育園と民間保育園を合わせた全21園)と、公立小中学校に通う子供たちには園・学校から子供たちに配布されることになりました。
それに該当しない市内私立幼稚園、私立中学に通う子供たちや未就園児、母子手帳を受け取った妊婦さんには郵送で7月1日付で送られる予定です。
妊婦さんは母子手帳を受け取れる場所へ直接受け取りに行く必要があるとのことでしたので訂正します。失礼しました!6.21
でも家庭に1枚ということだけれど、兄弟がいたりしたらダブってしまったりしないのかしら?
『実はそのあたりは、学校側の負担がないように配慮するうえでダブってしまうのは避けられませんでした。市内には私立中学がありますが、そちらでの配布を避けたのは、条件として“八千代市に在住の方”ということがあるため、市外から通う子供たちがいるので一律に配れないためです。
実際、例えば保育園と小学校に通う兄弟がいるご家庭には合計2枚渡ってしまいますが、1枚を廃棄・返却いただく必要はなく、お父さん・お母さんが1枚ずつ持ち歩いて使っていただければ大丈夫です。』

もちろんきちんと1枚だけ配布されるご家庭もあるので、複数枚あったほうが便利なのに!というご意見も出そうですよね。今回県から割り当てられているカード枚数は配布予定ギリギリなので、もしもう1枚欲しいという声が多く寄せられた場合は、県にかけあうなど今後運用を検討するとのことでした。

240620-3.kurashi.jpg
↑ パンフレットの表面にカードが貼られているので、それを剥がして使います。

実際にどこで使えるの?
今回のチーパス事業に賛同して、サービスを提供してくれるお店「チーパスの店」で使うことができます。チーパスの店には協賛ステッカーが貼られていて、そこに何のサービスが受けられるかも書かれています。
サービスはあくまでお店のご厚意で、県などから費用を支払ったりされることは一切ありません。
なので、「5%オフ」とか「1本プレゼント」といった直接お店の負担となるようなサービスばかりではなく、おむつ交換や授乳場所としてスペースを提供するというサービスなど、お店が出来る範囲で参加されています。
また、従来お店が行っていたポイントカードやスタンプカードなどにポイント加算するといったケースも。
そして同じ店舗でも、支店よってサービスの内容が違うこともあるようです。

240620-4.kurashi.jpg

パンフレットが出来た4月30日時点では八千代市内で協賛した店舗はごくわずかだったので、見るとちょっと他市に比べてかなりさみしい感じですが、今後も協賛店舗は引き続き募集するようで日々追加されるとのこと。
ただしこのカードは八千代市だけではなく、千葉県全体で使えるものなので、他市でステッカーを見つけたときにはぜひご活用を!
ちなみに6月4日時点では幸楽苑やイオン八千代緑が丘店、カスミ八千代大和田店、千葉銀行などが登録されていますが、市内で利用できる店舗についてはチーパス専用サイトで確認できるとのことなのでぜひ7月2日以降チェックしてみてくださいね!
※7月2日以降に本格運用されるサイトです
【チーパス専用サイト】http://www.chiba-kosodate.jp/

240620-5.kurashi.jpg
↑ チーパスの店ステッカーに、その店独自のサービスが書かれています。パンフレットの内側見開きには、こんな感じで4月末時点までに登録したお店一覧が掲載されています。

いつまで使えるの?
このチーパスが使える家庭は、妊婦さんがいらっしゃるか、もしくは中学校修了までのお子さんがいるという条件があります。今回配布されるカード使用期間は、平成24年7月2日~平成27年3月31日とされていますが、もしご家庭にいる一番下のお子さんが満15歳になった場合は、最初に迎える3月31日が使用期限より早く訪れた場合はそこで終了となります。
やはりカードを配布すると不正利用が完全に防ぎきれないので、2年間の使用期限を設けることで対策したとのこと。再び一斉配布が行われる平成27年3月末までは、母子手帳を受け取るときにこのチーパスが一緒に配布されるか、他県から引っ越してきた際の手続きのうえで配られることになるようです。

今年はこのチーパス事業をはじめ、八千代市ではもうひとつママに嬉しい新しい取り組みが始まる予定だそうですので、またこちらで近々ご紹介しますね!
今回の事業が、子育て世帯にとって、より住みやすい街の枠組みづくりにつながるといいですね。

それにしても本当にこのチーバくん、かわいすぎ。
チーバくんって、使用条件などを見ると申請すれば自由に各市で利用してOKなんですって!なんか梨とかかぶせて「やちよチーバくん」とかご当地チーバくんを県内各市それぞれで用意したら、絶対私買い揃えるのに!
チーバくん、もっともっと千葉県アピールに活躍して欲しいなぁ!
チーパスカード、手元に届くのが待ち遠しいです。

●チーパス情報
【事業名】子育て応援!チーパス事業
【開始日】2012年7月2日(月)~
【カード配布】6月中旬から千葉県内の該当者へ順次配布。八千代市は7月1日付で送付、もしくは6月末頃に公立小中学校及び公立保育園にて子供へ手渡し。
【使用可能期間】平成24年(2012年)7月2日~平成27年(2015年)3月31日まで
【注意事項】
※チーパスの裏面に、必ず以下の事項を記入します。記入がない場合は使用できません。
(1)中学校終了までのお子さんがいるご家庭/お子さんの氏名・生年月日、同居の家族氏名
(2)妊娠中の方/本人とその同居の家族氏名(出産後は子供の氏名・生年月日を追記)
240620-6.kurashi.jpg
※チーパスの提示により受けられるサービスは、チーパスの店のご厚意により提供されるものであり、サービスの内容はお店によって異なります。
※チーパスの提示以外に、チーパスの店から使用資格の確認をさせていただく場合があります。
※チーパスを他人に貸したり譲ったりすることはできません。
【詳細サイト】千葉県ホームページ内 http://www.pref.chiba.lg.jp/jika/kigyou/index.html
【チーパス専用サイト】http://www.chiba-kosodate.jp/
【お問い合わせ】千葉県健康福祉部 児童家庭課 少子化対策室「子育て応援!チーパス事業」担当 043-223-2317
【八千代市担当課】元気こども課 047-483-1151